トヨタ・スープラ(70系)
トヨタ初の280psモデル、そして男子ならだれもが憧れたリトラクタブル。初代スープラは私にとっても憧れのスポーツカーでした。社会人一年目の時、同期の人がこのスープラに乗っているという話を聞いて、是非とも乗せて欲しいと思ったことを、今でも昨日のことのように思い出すことができます。あいつ今頃、どうしているかな?(笑)
ということで今回ご依頼いただいたこちらのお車。外装に関しては塗装を全面的に塗りなおし、フルレストアとまではいかないものの、それなりに手を入れられた状態で入庫していただきました。全塗装、しかも黒……正直嫌な予感しかなかったのですが、実車を拝見しますと塗装状態はかなり良好に仕上がっており、ほっと一息でした。黒の全塗装ですと、板金塗装屋さんの仕上がりによっては目も当てられない磨き跡や拭き傷の嵐ということもあり得るのです。ですが、こちらのお車はとても奇麗に仕上がっておりました。
しかし……やはり隅々までチェックすると、多少はグリングリンの磨き傷がありました。本来レストアされて仕上がった車なら完璧な状態であって欲しいものですが、塗装に関してはどうしてもムラが出てしまうものです。ですが、そのための私達です(笑)きちんと奇麗に磨いて、奇麗に仕上がり切れなかった部分を丁寧に補修していきます。
※まずはリアバンパーに見られたグリングリンの磨き跡。いわゆるオーロラマークと呼ばれるものです。
※適切な磨きで、均一で磨き跡の無い真っ黒な状態に戻りました。
今回は窓ガラス撥水加工のご依頼も受けております。画像を撮るのを失念しておりましたが、窓ガラスもなかなかの手ごわいシミで覆われていたので、これも磨きにより除去していきます。
ボディ全体が磨きあがると、全体的にムラの無い平滑で輝度がアップした艶々ボディに仕上がりました。
下地処理後にはコーティング剤を塗布します。当グループ最高級の【リボルトプロ・エクストリーム】はその膜厚から、下地処理完了後以上の濡れたような美しい艶を演出してくれます。それに加え、耐スリ傷、撥水性能、汚れ軽減に優れていて、触り心地もすべすべで車に乗るとき、ドアを触るたびに楽しくなってしまいます!
コーティングは塗装部の他、樹脂部分やヘッドライト、テールレンズも問題なく施工いたします。リトラクタブルライトももちろん開いた状態にしてコーティングをかけます。未塗装樹脂部分は中古車ですと汚れの付着や素材の劣化により白濁化してきますが、コーティング塗布により、黒々と美しく復活します。
施工完了した車をお引渡しの際は、お客様にも大変喜んで頂き、後日メールでこのような感想を頂きました。
『あまりに綺麗で、手で触った部分の手の脂が気になりハンカチで拭くとハンカチの脂が付いて気になり・・・という感じで、すべてが気になるほどピカピカで嬉しいです』
これだけ喜んで頂けて、私どもとしても精一杯施工させていただいた甲斐があったと心から嬉しく思います。
コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車メンテナンスを定期的にして頂くことで、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。
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- 施工時期:
- 2022年
- 施工内容:
- リボルトプロ・エクストリーム車 ガラスコーティングホイールコーティング窓ガラス撥水加工