アルファロメオ・ジュリア
神奈川県川崎市からお越しのお客様不勉強なもので、アルファロメオの四葉のクローバー(クアドリフォリオ)の由来や歴史をきちんと知りませんでした。アルファロメオの公式ページに、きちんと「クアドリフォリオの歴史」というページがあるので興味がある方は是非ご一読いただきたいと思います。という事で、今回施工させて頂いたのは、ジュリアのフラッグシップモデルであるクアドリフォリオ。一見普通のスポーティなセダンかと思いきや、ツインターボの510psのV6エンジンを搭載し、最高速度307km/h、0-100km/h加速3.9秒という数値を誇る、まるでスーパーカーのようなスペックですが、発進も滑らかで乗り心地も紳士的、足回りもガッチガチという事もなく、日常的な用途にも非常にすぐれているとのこと。M3はAMGはそれなりに知っていましたが、ちょっと不勉強でした。このジュリア クアドリフォリオは、またそれらのスーパースポーツセダンとは一味方向性の違った魅惑のイタリアンであることに間違いはないようです。
さて、今回お預かりしたこちらのお車は、新車からすると2年程経過しておりましたが、ボディの状態は上々でした。パールホワイトもなかなか良い輝きを見せています。ですので、この状態を活かしつつも、さらなる艶、輝度のアップを図り、新車を越えた美しさへと生まれ変わらせていきます。
まずは下地処理から作業をスタートさせます。多少のボケと所々磨きのムラが見られましたので、まずはその状態を解消します。塗装面に極力負荷を与えず、繊細な磨きを丁寧に施していくことにより、ボケは解消し、磨きムラ(オーロラマークとも言います)は消えて、艶感を最大限演出します。下地処理を完了した車体を眺めると、うっとりするような艶感になり、新車を越えた状態に生まれ変わりました。
そして、下地処理の次に行うのはコーティングです。コーティングは艶、輝きをさらに一段増す効果があります。加えて保護力、防汚力も向上しますので、この状態をより長く維持しやすくなります。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またトップコートには紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。
そして、こちらのお車に関しましては、運転席、助手席シートのコーティングも施しております。コーティング剤が表面だけでなく、素材の中にまで浸透してコーティングされますので、汚れもつきにくく、付いたとしても軽く水拭きしていただくだけで汚れを取ることができます。シートは直に体が触れる分、汚れもつきやすい箇所ですから、シートコーティングは内装の美観を長く保つうえで大いに効力を発揮してくれます。
コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2019年
- 施工内容:
- リボルト・プロ車 ガラスコーティング窓ガラス撥水加工シートコーティング