ボルボ・V40
神奈川県横浜市からお越しのお客様販売台数が多いということは、単純に考えればそれだけ多くの人に受け入れられているということだと思いますが、購入層が一番大きいという意味もあると思います。つまり、それだけ多くの人々の批評にさらされるということも意味します。特に、V40はあのゴルフを筆頭とするCセグメントに勝負を挑んだ車でもあり、その分完成度の高さを要求される車とも言えます。登場してから早3年が経過し、マイナーチェンジを重ねて熟成された一台となっています。外観で言うと、トールハンマーを模したLEDヘッドライトが特徴的で、今後VOLVOデザインの一つの特徴となっていきそうです。ちなみに、トールハンマーって何?って思ったのですが、あれですよ、あれ。マイティーソーが持ってるあれ(笑)そう思うと、頑強なイメージのあるVOLVOにはピッタリな感じがします。
さて、今回ご依頼いただいたこちらのお車は、新車からは数か月ほど経過したお車でした。塗装面の状態は比較的良好でしたが、鉄粉がややつき始めていたので、下地処理前の工程で綺麗に除去いたします。そして、ボディの美観を演出するための下地処理に移ります。コーティング膜は数ミクロンの非常に薄いものであるため、ボディを美しくするには、適切な下地処理を施す必要があります。下地処理は、塗装面への負荷を極力抑えた【Revolt Adjust System】という技術により行います。これにより表面を平滑化し、各種ダメージを軽減させ、塗装本来以上の艶、輝きを蘇らせていきます。下地処理終了後、多少ボケた塗装面もクリアになり、美しい輝きを放つボディに生まれ変わりました。
下地処理により美しく整ったボディに対して、次に行うのはコーティングです。艶、輝きをさらに一段増す効果があり、加えて保護力、防汚力のアップより、この状態をより長く維持することを狙いとしています。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またトップコートには紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。
なお、ボディコーティングの他に、ホイールコーティング、窓ガラス撥水加工のオプションもご依頼いただきましたが、窓ガラス撥水加工については、納車時にディーラーさんが施工されたと伺っていたのですが、確認したところ、ほぼ全く水をはじかない状態でした。???という感じでしたが、窓ガラス全面を施工させていただきました。
コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2017年
- 施工内容:
- リボルト・プロ車 ガラスコーティングホイールコーティング窓ガラス撥水加工