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【BMW・X3】施工事例

◆車種
BMW・X3
新車

◆施工内容
・ボディコーティング／リボルト・プロ
・ホイールコーティング／リボルトプロ
・窓ガラス撥水加工
・シートコーティング

私が車を磨き始めて、早いものでそろそろ20年近い年月が過ぎようとしています。その記念すべき初めての輸入車の施工が、当時のX3でした。初めて触るBMWに緊張しながら、奇麗に仕上げたカーボンブラックの輝きを今でもよく覚えています。そんな初代X3から数えて３世代目の現行型X3は、SAV（BMWはSUVのことをSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼んでいますね）としての熟成が進み、特にこのM40iと言うグレードについては、ドライバーズカーとしても快感を心から堪能できる仕上がりとなっているようです。私も初めて磨いたBMWの時のような初心に帰り、しっかりとこの一台を仕上げていきたいと思います！

さて、今回お預かりしたこちらのお車は新車でご納車され、ほぼその状態のまま当店にお持ち込みいただきました。新車なら完璧……そう願いたいのですが、実はそうではないことが往々にしてあります。特に輸入車はその傾向が強いです。まずはこの時期特有の大敵である花粉のシミが既に乗り始めている状況でした。それらは磨く前の洗車だけで処置しきれず、軽い熱処理を与えて軽減させます。

そしてボディ状態をチェックすると出るわ出るわの磨き跡……。これはお客様に納車される前にボディの状態が何らかの理由で痛んでいたりすると、どこかしらで磨かれるのですが、その質が良くないため、かえってぐりぐりとした跡（はっきり言ってしまえば細かい傷）が残ってしまうのです。ボディ状態をチェックしながら、そのようなダメージを見逃さずにこちらで質の高い磨き直しをして、奇麗な状態に直します。また、ボディ全体の下地処理をして、先に申しました花粉のダメージやその他一見見逃してしまいがちなダメージもチェックして、奇麗な状態を整えます。

ボディにダメージの少ない”Revolt Adjust System”と言う手法で下地処理を行い、新車以上の塗装状態を整え、本来以上の輝きを演出します。

下地処理が終了したら脱脂のためのボディ洗浄を行い、しっかりと水を抜いてからコーティング剤を塗布します。コーティングは保護力を高めるだけでなく、艶、輝きをさらにもう一段増す効果があります。ですので、コーティング後は良い状態をより長く維持しやすくなります。

コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤で、TOPコートをさらに上に乗せます。

仕上げの際は隅々の汚れも極力落としていきますが、新車であるにもかかわらずクロスがこれだけ汚れてしまうくらい汚れが溜まっていました。隅々まで奇麗になると、車全体がとてもすっきり気持ちよくなります。

また、内装コーティングのご依頼も頂きました。内装は外装と違ってシャンプーと水を使ってジャバジャバ洗うことができません。ですので、できる限り汚れを付きにくく、また付いてしまっても落としやすくすることが、良い状態を長く維持するポイントとなります。コーティング剤は表面だけでなく、内部にまで浸透して素材を保護しますので、定期的に絞った布で拭き掃除をしていただく程度で、奇麗な状態を維持できるようになります。

コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。

この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。

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