メルセデスベンツ・C220dオールテレイン
川崎市からお越しのお客様2022年新たに登場したCクラスのクロスオーバーモデル【オールテレイン】。今時代はSUVが人気の主流となっていますが、メルセデスベンツのステーションワゴンには長い歴史があり、バカンスに荷物を詰め込んで長距離移動するということを考えると、重心の低いステーションワゴンには明らかなアドバンテージがあります。そしてクロスオーバーモデルとすることにより、オフロード走行への対応力も強め、都会でも郊外でもどんな場面でも思い切り楽しむことが出来ます。見た目にもベンツのステーションワゴンにクロスオーバー化したこのモデルは、忖度抜きにしてすごく『カッコいい』です。これは見るだけでワクワクしてしまう一台です!!
さて、こちら新車納車されたお車を、ほぼ日を置かずご入庫いただきました。『新車=最高の状態』なら問題はないのですが、様々な要因でそうとは言えないことが殆どです。まずはこちらの塗装、拭き傷はほぼ見られなかったものの、思いのほか塗装がボケていました。景色の映り込みが悪く、その点お客様も気にされていました。そして、数か所、雑な磨きによるムラ(オーロラマーク)もありました。
そしてもう一つ、保護シートを剥がした後の糊の後がほぼすべてのパネルに見受けられたのです。その他、目に見えない簡易コーティングやワックスが塗られていることもあり、新車の塗装と言えどもいろいろな余分なものが付いていて、それらを除去するには脱脂剤でケミカル的に処置するよりも磨いてしまった方が確実です。
※下地処理途中はっきりと浮き上がって来た保護シートを剥がした跡
※下地処理ですっきり奇麗にとれました。この跡は側面やルーフにびっしりついていました
そのような理由で新車でもより完璧な状態に整えてコーティングするには下地処理が必要なのです。
【Revolt adjust system(リボルト・アジャスト・システム)】と呼ばれる高度下地処理技術で塗装面を慎重に、丁寧に磨き上げ、塗装面のボケをクリアにしたり、表面にある余分な成分を一掃します。塗装面を丸裸にすることで、コーティングがボディに食いつくのをより強固にするのです。
下地処理後にはコーティング剤を塗布します。当グループ最高級の【リボルトプロ・エクストリーム】は見た目の艶だけでなく、耐スリ傷、撥水性能、汚れ軽減に優れていて、触り心地もすべすべで車に乗るとき、ドアを触るたびに楽しくなってしまいます!
コーティングは塗装部の他、樹脂部分も塗ります。色の深みが増し、また白く劣化する速度を緩める効果もあります。このお客様ではありませんが、ディーラーのコーティングを依頼した際、SUVの車に見られるボディ下部の樹脂はコーティング対象外と言われ、当店にご相談頂いたケースもございますが、こちらではそのような心配はありません。
ヘッドライト、テールレンズも問題なく施工いたします。
実は一番面倒なのが、グリル部分(汗)でも頑張ってコーティングしますよ!このような部分はどうしても手入れが難しいかもしれませんが、洗車の際少し意識して洗っていただくと良いと思います。
ドア内側、フューエルリッド、エンジンルームなどは下地処理はできませんが洗浄してTOPコートを塗布します。メーカーに寄りますが、稼働部以外にグリスが広く塗られていることもあり、汚れを固着する一番の要因となりますので、余分なグリスも落としてからコーティングします。こういうところも洗車の際奇麗に拭いていただくと、奇麗な状態を保ちやすくなります。
コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車メンテナンスを定期的にして頂くことで、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
エクストリームの唯一伝えにくいのが触り心地のつるつる感です。少々分かりにくいかもしれませんが、つるつる感と艶のヌルテカ感をご実感いただけたらと思います。
お引渡しの際も、お客様に「ヌルテカの艶が凄い!」と喜んで頂き、私どもとしても施工した際の苦労が報われてとても嬉しい瞬間でした。
この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。
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- 施工時期:
- 2022年
- 施工内容:
- リボルトプロ・エクストリーム無塗装部パーツコーティングホイールコーティング窓ガラス撥水加工