メルセデスベンツ・E250ステーションワゴン
神奈川県横浜市からお越しのお客様メルセデスベンツと言えば、世界中のあらゆるメーカーがベンチマークに据えるまさに王道を行くメーカーと言えるでしょう。そんな中の王道中の王道がEクラス。現行型にフルモデルチェンジした際は半自動運転(ドライブパイロット)が一つの大きな話題の目玉でしたが、それだけではありません。安全性能、走行性能、高級性など、あらゆる面でお手本となる一台。その一方、私も初めてEクラスの運転席に座った時は、近未来的なコックピットに感動を覚えたものです。
さて、今回ご依頼いただきましたこちらのお車は、新車からは三年程度経過したお車です。自動車は部屋の中に飾っておくものではなく、日常的に使用していればどうしても雨風にさらされ、車を綺麗にするための洗車でさえ、表面を擦る動作をすることにより小傷を与えていく行為であるため、経年劣化は避けられません。
よく「コーティングをすると綺麗になりますか?」というご質問をいただきますが、これはYesともNoとも言える質問です。コーティングの被膜が艶を増して綺麗に見せる効果はありますが、ボディを美しくする一番の要因は『下地処理』です。まずはボディ表面のシミや小傷などのダメージを払拭し、極力平坦に均して美しくすること、それが下地処理です。どんな高級な化粧品を持っていたとしても、肌が荒れていてはその威力を最大限に発揮できないのと同じです。
ということで、まずは下地処理から作業をスタートします。リボルトアジャストシステムという技法でボディを磨き上げ、塗装のダメージを解消していきます。スクラッチをすっきりさせ、深めの傷はガッツリ磨くのではなくぼかして目立たなくなるよう調整します。長年車を維持していくことを考えると、塗装への負荷は極力かけないという事は、重要なポイントとなってきます。下地処理が完了すると、濡れたような艶感がぐっと増し、輝きが強調された美しい状態に生まれ変わりました。
次に行うのはコーティングです。コーティングは艶、輝きをさらに一段増す効果がありますが、加えて保護力、防汚力がアップするので、この状態をより長く維持しやすくなります。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またトップコートには紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。
コーティングを終えると、下地処理後よりもさらに美しい艶で包まれます。
今回は内装コーティングを、手が最も触れるハンドルに施しました。コーティング剤が革の表面だけでなく、内部まで浸透して保護しますので、汚れが付きにくく、また落としやすくなるので、より長い間良い状態を維持することができます。
コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。
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- 施工時期:
- 2020年
- 施工内容:
- リボルト・プロ車 ガラスコーティングホイールコーティングシートコーティング