メルセデスベンツ・CLAシューティングブレーク
東京都からお越しのお客様Aクラスと多くのパーツを共有しながらも、独特の個性を引き出しているCLA。シューティングブレークでは、ルーフが後ろに延びている分、室内にも余裕が生まれているようです。見た目ワゴンですが、シューティングブレークとは何か調べたら、1960年代のイギリスまでさかのぼり、シューティング(狩猟)用にクーペを改造してハッチバック化したもので、単なるワゴンではなく、元々貴族の高尚な遊び出会った狩猟に優雅に出かけるためのツールと言う意味合いがあるのだそうです。
さて、今回お預かりしたお車は、新車からすると4年年程以上経過した経年車で、新車時に当店にてコーティング施工をしている車です。お手入れは良く、状態も比較的良好でしたが、まだまだ長く乗り続けられるとのことで、コーティングの再施工のご依頼を頂きました。
4年間で蓄積された小傷やシミも、コーティング膜のおかげで軽度なレベルで押さえられているものの、やはり4年分のダメージはありましたので、下地処理により塗装面を今一度リフレッシュします。塗装面を出来るだけ平滑に磨き上げ、小傷や溜まったシミなどのボディのダメージを払拭します。下地処理は基本全て手作業ですから、このような濃いカラーの経年車の仕上がりは特に施工店の技術力が試されます。熟練された技術により下地処理を終えたボディはダメージが軽減されただけでなく光の映り込みも良くなり、黒の濃さがぐっと深みを増して、美しい状態へと生まれ変わりました。
次に行うのはコーティングです。艶、輝きをさらに一段増す効果があり、さらにしっとり濡れたようなウェットルックな艶がでました。加えて保護力、防汚力のアップより、この状態をより長く維持することを狙いとしています。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またトップコートには紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。
コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2019年
- 施工内容:
- リボルト・プロ車 ガラスコーティングホイールコーティング窓ガラス撥水加工