ホンダ・レブル500
埼玉県からお越しのお客様アメリカンスタイルで比較的シンプルなデザイン。一見大きな特徴は見られないような感じも受けますが、非常に考え抜かれた造りをしているそうで、とにかくカスタムしやすく設計されているとのこと。ヘッドライトやイグニッションキーの位置も後々色々なパーツの付け外しができやすいよう工夫されているのです。モーターショーで展示されていたかなりカスタムされたものでさえ、ほぼ部品の取り外し、そして交換のみで済むのだそうです。そして、走りは意外に軽快でUターンするにも苦も無くこなせ、そして軽快なコーナリングを楽しめるのだそうです。250の方が売れ行きはいいとオーナー様はおっしゃっていましたが、やはりある程度長距離乗るには500の方が圧倒的に有利でしょう。オーナー様も、その点意識して500を購入され、その軽快でかつ安定した走りにとても満足されているようです。正直、このサイズ感といい、予想を裏切る使い勝手の良さと言い、スタイルと言い、欲しいと思わせる一台です。そう気にしてみると、街中でも時々見かけるようになりました(笑)
さて、今回お預かりしたこちらのバイクは新車です。マットグレーを基調としたカラーリングで、このスタイルにも非常にマッチしたものだと思います。マットカラーは渋くて良いのですが、その特性上、汚れやシミが付きやすいという難点があります。そして、磨けないため、長期目線で考えると維持性も若干落ちます。そこで、コーティングによりできる限り、良い状態を維持しやすいようにしておくと良いと思います。
コーティング剤は、リボルトオリジナルの低分子・完全硬化型ガラス濃度100%溶液を使用しております。ベースコートとトップコートのデュアルプロテクションによって、艶、輝きがアップしました。またベースコートとトップコート共に紫外線軽減(UVカット)機能が付帯されており紫外線からもボディを守ります。
マット塗装の他、艶消し部分や樹脂パーツがこのバイクは多く、コーティングを塗ることにより深みのある色合いになり全体の印象が引き締まり、黒い部分とそうでない部分のメリハリがきっちり出ました。
引き取りに来られたオーナー様にも、その違いは実感していただけたようです。磨いてピッカピカ、という仕上がりとは違いますが、しっとり美しくなった感じと申しますか、案外マットとコーティングの相性は良いのです。
コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車メンテナンスを定期的にして頂くことで、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
この度はご用命頂き、誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2019年
- 施工内容:
- リボルト・プロバイク ガラスコーティングホイールコーティング