ホンダ・ステップワゴン
東京都からお越しのお客様ステップワゴンと言えば、いまだに思い出すのが、オブラディオブラダの軽快な音楽に合わせて流れたCMです。確か、初代のステップワゴンのCMだったと思いますが……。それまでもミニバンという車はあっても、商用車の延長という感じでしたが、ステップワゴンが、実際的にも印象的にもそれを変えた、まさにパイオニアのような存在だったと思います。その後、各メーカー本気でこのジャンルの車を開発し始め、その後は皆さまもご存じの通り、そして、現在に至ります。新しいステップワゴンのトピックは、リアゲートに採用された『ワクワクゲート』(ただし、今回お預かりしたお車は、福祉車両でリアゲートは通常のものです)、1,500ccのいわゆるダウンサイジングターボ辺りかと思いますが、マイチェンでいよいよハイブリッドも採用されました。そして、先進の安全運転支援システム(いわゆるホンダセンシング)が導入され、快適さ、使い勝手の良さ以外に、目に見えない安全、安心というスペックが大きく進化しました。
さて、今回ご依頼いただいたこちらのお車は、新車納車されてから一ヶ月以内のほぼ新車状態でお預かりしました。ホンダの塗装の質は、従来のイメージで言うとどうしても今一歩という印象がぬぐえません。具体的に言うと、塗装が柔らかいので、傷が入りやすく、汚れもつきやすくてダメージを受けやすい、そして、ポリッシャーで磨くにも少し癖が強くて、美しく仕上げるのに技術を要するという難点がありました。しかし、このステップワゴンに関しては、それらのネガティブなイメージは大分払拭できるクオリティとなっておりました。塗装自体の艶感もまあまあです。
ですので、何もしなくて良い、と言うわけにはいきません。塗装の艶感の向上、ちょっとした小傷の除去、あと所々散見された磨き跡(オーロラマーク)の除去、塗装表面の目に見えない付着物の除去等、下地処理の効果は結構多岐にわたります。塗装表面に不必要な負担を与えないように下地処理を進め、作業を終えると、深い赤身の増した、美しいボディに仕上がりました。
下地処理が完了したあとに行うの工程はコーティングです。鮮やかさの増したボディの状態を維持しやすくし、艶、輝きをさらに一段増す効果があります。保護力、防汚力がアップするので、この状態をより長く維持しやすくなります。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またトップコートには紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。
コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
また、ある程度洗車傷が増えてきたとしても、メンテナンス施工というリフレッシュコースで、綺麗な状態に戻すこともできますので、気軽にご相談いただけたらと思います。
この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2018年
- 施工内容:
- リボルト・プロ車 ガラスコーティングホイールコーティング窓ガラス撥水加工