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MINI・Crossover

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初代のMINIクロスオーバーが登場したのが2010年なんだそうです。そして2017年春にフルモデルチェンジを果たして現行は二代目という事になります。ぱっと見の外観はキープコンセプトで、このスタイルを維持し続けることができるMINIのデザイン力は流石としか言いようがありません。とは言え、パワーは確実にアップし、特に走りの質についてはいわゆるゴーカート的なフィーリングというイメージ戦略で来ていたものが、いわゆる第三世代のニューMINIからは上級志向へと移り変わり、よりしなやかで余裕のある上質な乗り心地、ドライビングフィールへと変化したようです。そして、クロスオーバーの最大の特徴と言えばオフローダーとしての利点かと思います。より上質に、より幅広く、様々なシーンにおいて大人が楽しむことができる車へと進化しています。

今回お預かりしたこちらのお車は、納車したての新車です。カラーは鮮やかなブルーを基調としています。MINIは色々なカラーリングが用意されていますが、その秀逸なスタイルのおかげでどんな色もオシャレに着こなしてしまいます。

さて、お預かりしました実車ですが、良く見るとあちらこちらに磨き跡(いわゆるオーロラマーク)が散見され、所々ぎらつきがありました。輸入車の宿命かもしれませんが、もう少し丁寧に磨いていただけると、このような磨きムラが無くて済むのですが……。

という事で、下地処理から作業を進めてまいります。ボディ表面にあまり強い負荷を与えずに平滑化を進め、ボケの解消、そして今回多数見受けられた磨きムラ(オーロラマーク)の除去をしてまいります。下地処理を終えると、艶感、美観は下地処理前に比べぐっと向上しました。もちろん、磨きムラによる反射光のギラツキも解消されました。さらに、下地処理には塗装面に残る不純物を綺麗に落とし、塗装面を丸裸にしてコーティングの食いつきを良くするという効果もあります。ですので、新車と言えども、より完璧なコーティングを目指すなら、適切な下地処理は必須となります!!

さらに、今回は未塗装の樹脂部分に何やら有機系のコーティング剤が施されていたようなので、特殊な洗剤により一旦それらは綺麗に除去し、コーティングの準備を整えました。(コーティングは未塗装樹脂部分にも施します)

下地処理の次に行うのはコーティングです。コーティングは艶、輝きをさらに一段増す効果があります。加えて保護力、防汚力のアップより、この状態をより長く維持することを狙いとしています。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またトップコートには紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。

樹脂部分のコーティングに関しては、しっとりした色濃い仕上がりとなり、悩ましい白濁化の劣化を遅らせることができます。

コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。

この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。

施工時期:
2019年
施工内容:
リボルト・プロ無塗装部パーツコーティングホイールコーティング窓ガラス撥水加工サンフィールドフィルム