ポルシェ・911
東京都からお越しのお客様30年以上にわたる改良を繰り返されてきた伝統のポルシェ911が、近代化に向け大きくチェンジを果たしたのがタイプ996と呼ばれるこのモデルです。その中でも一番のトピックとして取り上げられたのがエンジンの水冷化。環境問題などの様々な要因から致し方ない側面もありますが、逆にそこを吹っ切ることにより、このモデル以降、伝統の911は加速度的に近代化を進め、今現在に至るまで、そのシルエットを見れば誰しも「ポルシェだ!」と認識される全世界的スーパースポーツモデルの頂点として、今でも君臨し続けることになります。
さて、今回ご依頼いただいたこちらのお車。近代ポルシェとは言え、新車から15年近く経過しておりますので、ボディの傷みはそれ相応。特に、ダメージが目立ちがちな濃紺色ですから、小傷、シミ等の傷みがボディ本来の美しさを損ねていました。ですので、塗装状態を見極めつつ塗装に負担をかけすぎないように、その塗装にあった下地処理(磨き)を行いました。下地処理技術としては、塗装面への負荷を極力抑えた【Revolt Adjust System】を用いて、塗装表面を平滑化させる事によって各種ダメージを軽減させ、艶感アップとコーティングの食いつきを良くするための下準備をします。
下地処理を終えると、本来の色の深みが強調され、美しいボディへと生まれ変わりました。そして、美しく生まれ変わったボディの状態を維持しやすくするために、コーティングを施します。コーティングには艶、輝きを更に一段増す効果があります。保護力、防汚力もアップするので、この状態をより長く維持しやすくなります。コーティング剤は、当グループオリジナルの低分子・完全硬化型ガラス濃度100%のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮・濡れたような艶・防汚効果に優れています。またベースコートとトップコート共に紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。
磨く前後の比較画像がこちらになります。シミ、傷等が取れている様子がわかるかと思います。
コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2019年
- 施工内容:
- リボルト・プロ車 ガラスコーティングホイールコーティング窓ガラス撥水加工