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ヤマハ・BOLT

神奈川県川崎市からお越しのお客様
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アメリカンスタイルと言えば、文字通りアメリカが本場となりますが、近年北米で流行っているスタイルが「ボバー」というものなんだそうです。アメリカンクルーザーのカテゴリーの一つで、余計な装飾を削ったシンプルなスタイルで、車体やフェンダーは短くしてギュッと凝縮させ、クルーザーながら走りも意識したものとなっているようです。そして、まさにこれぞ「ボバー」スタイルと言える BOLT、本場北米では売れ行きも好調とのこと。実車を拝見すると、おおっと唸り声をあげたくなるスタイルに、エンジン音も意外にもちょっとやんちゃでとてもしびれます。それでいて、もちろんジャパンクオリティですから、走りだけでなく安全性やメンテナンス性も高く、本当に正直に言えば、私、一時期本気で狙っていました。ただ、諸事情によりちょっとバイク購入は控えておりますが……でもこうして、目の前に会うことが出来て、凄く感激しております(笑)

さて、新車納車後すぐにお預かりしましたこちらの一台。塗装もその他も状態は比較的良好でした。

磨ける部分も少ないので、下地処理は比較的早めに済ませ、それでもしっかりと艶出し完了です。

このバイクのように、黒い艶消しパーツが多いバイクは、コーティングがその威力を発揮します。コーティング塗布によって、黒さが増し、よりメリハリがはっきりとします。艶消し部分はどうしても多少のざらつきがある分、汚れもつきやすくなりますので、コーティングにより汚れを落としやすくするというのは、美観維持にも非常に役に立ちます。

そして、少し想像力を働かせていただけたら分かると思うのですが、コーティング剤塗布に関しては、実はこの手のバイクは車よりも倍位時間と手間がかかります。何しろ形状が複雑ですから……。

形状が複雑ということは、オーナー様が維持するのも面倒ということになります。その維持性を上げるためにも、細々したところまで丁寧にコーティングを施しました。

下地処理、そしてコーティングを終えたこちらの一台は、光る部分は艶やかに、艶消し部分は黒系の深みが増し、メリハリのある新車以上に美しい状態へと生まれ変わりました。

そうなんです。新車は完璧ではなく、もっと美しく出来るんです。特にバイクはそれを実感していただける素材だと常々思っております。

その変化については、引取に来られたオーナー様も存分に実感していただけたようで、本当に何よりです。

美しくなった愛車を綺麗に維持する楽しさも実感していただけたらと思います。

コーティング後は、当店からお渡ししておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。

この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。

施工時期:
2018年
施工内容:
リボルト・プロバイク ガラスコーティング