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マツダ・CX-8

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マツダ快進撃の中心的な役割を果たしてきたと言っても過言ではないCX-5。初代CX-5が発売された当初、私個人としてはなかなかの衝撃でした。大変申し上げにくいのですが、CX-5が発売される以前は、マツダ車の施工台数は年で数えて数台程度でした。ところが、CX-5が発売されるや否や、メーカー別でみても施工台数はTOPに躍り出て、その勢いはCX-5にとどまらず、アテンザ、アクセラ、デミオ、そしてCX-3、ロードスターへと続いていきました。そして、満を持しての登場となったのが、このCX-8です。マツダがミニバン市場から撤退して、残念に思っていた人も多かったことと思います。そして、SUVに乗っていたけど、家族も増え、次はミニバンかなと考えていたユーザー、そんな層にはまさに待ちに待った一台と言えるのではないでしょうか。このCX-8は、外観上は一見CX-5に似ていますが、CX-5を伸ばして(大きくして)作ったというよりも、北米市場等で出ていたCX-9をベースに、小さくして作っているという開発手法を取っているようです。その分、元々のポテンシャルが高いため、走行性能においても、高い安定感や乗り心地の良さと言う点で、その利点が大いに現れているようです。これから、当店においても、数多く施工させて頂く機会が増えていく一台かと思います。今後、この車に会えるのが楽しみでなりません。

さて、こちらのお車は納車間もない新車でのご依頼でした。マツダの塗装の特徴としては、塗装そのものの性能(硬さや手入れのしやすさ)は良いものの、塗装面のボケが強めという難点がありました。しかし、こちらのCX-8はその点、なかなか最初から良い状態でした。ボケは少な目で、艶の感じも良かったです。しかし、それでもまだ、「最良」という状態ではなく、もちろん下地処理により、より高い美観を引き出します。

下地処理は、美観向上のために有効なだけでなく、塗装面にある余分な成分を一掃し、コーティングの塗装面への食いつきを良くするという効果もあります。

ですから、最良のコーティング剤があったとしても、最良の下地処理が必要となってくるのです。コーティング性能の差は、コーティング剤の他に、下地処理がどのように行われるかに大きく左右されると言っても過言ではありません。そう言う意味で、当グループでは、下地処理技術やそれを行う環境を、大いに重視しているのです。

そのようなわけで、最良の下地処理を終えたボディは、クリア感が増し、映り込みも良くなって濡れたようなしっとしとした上品な艶感となり、新車を越えた美しい状態へと生まれ変わりました。次に行うのはコーティングです。コーティングは艶、輝きをさらに一段増す効果があり、このような濃色系の迫力をさらに引き出します。加えて保護力、防汚力のアップより、この状態をより長く維持することを狙いとしています。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またトップコートには紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。

コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。

この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。

施工時期:
2017年
施工内容:
リボルト・プロ車 ガラスコーティング窓ガラス撥水加工